音楽『The Door of the Life』

たまに、うちの親は、いつまでも見た目も気持ちもなんだか若いよなぁ~なんて思うことがあります。変なところで流行に敏感で、たまに自分が知らない新しい情報を親から教えられたりして、こっちが驚くこともあるくらい。他の同年代の親と比べてもやっぱり若いな~なんて思うこともありました。

先日も自分が遅くに帰ってきて、まだ起きていた母親と色々と話をしていて、ふと思ったんです。なんか、うちの親って小さい時から自分たち兄弟の前ではあまり弱い部分を見せず、いつも陽気でいてくれて、お酒を飲んで酔っ払った時なんかは益々陽気で、そこに友達が泊まりに来て居ようもんなら、こっちが恥ずかしくなるくらい友達に絡んでくることも…そんなこともあったよななんて。
この人たちが、いったいどんな人生を送ってきたのか、たまにお正月やらのお酒の席なんかで話を聞くことはあっても、よくよく考えてみると知らないことはやっぱり多かったりする。親なのにね。。。

そんな時に、テレビから聞こえたのがこの曲。

今日の音楽
『人生の扉』

作詩:竹内まりや  作曲:竹内まりや

春がまた来るたび ひとつ年を重ね
目に映る景色も 少しずつ変わるよ
陽気にはしゃいでた 幼い日は遠く
気がつけば五十路を 越えた私がいる

信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら
どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ

I say it’s fun to be 20
You say it’s great to be 30
And they say it’s lovely to be 40
But I feel it’s nice to be 50

満開の桜や 色づく山の紅葉を
この先いったい何度 見ることになるだろう
ひとつひとつ 人生の扉を開けては 感じるその重さ
ひとりひとり 愛する人たちのために 生きてゆきたいよ

I say it’s fine to be 60
You say it’s alright to be 70
And they say still good to be 80
But I’ll maybe live over 90

君のデニムの青が 褪せてゆくほど 味わい増すように
長い旅路の果てに 輝く何かが 誰にでもあるさ

I say it’s sad to get weak
You say it’s hard to get older
And they say that life has no meaning
But I still believe it’s worth living
But I still believe it’s worth living

聴き終った後、母親を見ようとすると、なんとなく泣いていることが横眼で感じられて、声をかけることが出来なかった。それと同時に、そんな親が泣く姿に、悲しい様な、嬉しい様な複雑な気持ちになった。

自分にはまだこの気持ちをなんて表現すればいいのかはわからない。

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