目次
- 1 観葉植物と多肉植物の違いと特徴
- 2 観葉植物としての多肉植物の魅力とおすすめの種類
- 3 おすすめの多肉植物8選
- 3.1 葉の形状や色が多様で、楽しい多肉植物の入門種セダム(Sedum)
- 3.2 太陽光を好み、乾燥にも耐性があるエケベリア(Echeveria)
- 3.3 多様な種類があり葉の形状が美しいアロエ(Aloe)
- 3.4 繁殖が容易で、花を楽しむことができるカランコエ(Kalanchoe)
- 3.5 水やりの頻度が少なくても元気に育つグラプトベリア(Graptopetalum)
- 3.6 独特の形状や多様な花が特徴的ユーフォルビア(Euphorbia)
- 3.7 葉の密度が高く、個性的な外見が楽しめるグリーンローズ(Greenovia)
- 3.8 長い棘やトゲが特徴的で、観賞価値が高いピロカクタス(Pilosocereus)
観葉植物と多肉植物の違いと特徴
観葉植物?多肉植物?何がどう違うの?
つまり多肉植物は観葉植物であり観葉植物じゃない。
こんなことをいうと難しく考えてしまいがちですが、部屋に飾るグリーンを観葉植物だと言うのなら多肉植物は観葉植物でしょう。
ではもっと具体的に観葉植物と多肉植物について見ていきましょう。
観葉植物とは?
観葉植物は、室内やテラスなどの屋内に配置されて、葉を楽しみリラックス効果が期待できる植物。
観葉植物それぞれによって、サイズ、葉、色合いなどさまざまで種類が豊富。
インテリアのひとつとして部屋のコーディネートに役立てることもできます。
多肉植物とは?
葉、茎、根などに水を貯めている植物のことをいいます。
水分をためているため、丸みをおびた見た目の植物をイメージする方も多いのではないでしょうか。
乾燥した地域で育つ植物であるため、水やりなどの生育に手がかからない特徴があります。
またサイズが小さく、部屋の雑貨などとの相性も良いため、インテリアアイテムとしても人気です。
多肉植物(Succulent plants)とは、葉や茎や根が肥大化・多肉質化して水分を蓄えられるよう進化した植物の総称です。
引用元:NPO法人日本多肉植物の会HPより引用
観葉植物としての多肉植物の魅力とおすすめの種類
水分を貯めている植物のことを多肉植物と言いましたが、葉、茎のどこに水分を貯めるのかなど多くの種類が存在します。
この種類の多さ、個性的な見た目が多肉植物の魅力でもあります。
そんな多肉植物を存分に楽しむために魅力や種類について見ていきます。
人気上昇!?多肉植物の魅力
何と言っても多肉植物はインテリアに取り入れやすいのが魅力で、それが人気の理由でしょう。
小さなサイズが多い植物であるため、鉢植えでも場所を取らずインテリアに馴染みやすい。
また複数の種類の多肉植物を寄せ植えするとまるで緑のブーケですよね。
そのため自分なりのインテリアグリーンを作る楽しみもあります。
雑貨と組み合わせて寄せ植えを楽しむこともできるので、初めてグリーンを育てる方でも楽しみながら取り組めることでしょう。
多肉植物の季節性
多肉植物は、常に緑の植物なので成長や管理も通年のように感じますが、成長しやすい季節とオフシーズンが存在します。
成長しやすい季節ごとに「春・秋タイプ」・「夏タイプ」・「冬タイプ」があり、この反対がそれぞれのタイプのオフシーズンに当てはまる。
多肉植物は、このタイプに合わせて栽培や管理をすることが、上手に成長させることも増やすことのポイントとなります。
おすすめの多肉植物8選
水やりなどの世話が簡単で初心者にも育てやすい多肉植物。
屋外・屋内どちらでも生育でき、花を咲かせる品種、落ちた葉を土に置くだけで簡単に増やせる品種など、多種多様な植物です。
ここではおすすめの多肉植物8種の特徴などをご紹介します。
葉の形状や色が多様で、楽しい多肉植物の入門種セダム(Sedum)
特徴とおすすめしたい人
- ぷくっとした球状または粒のようなイメージする多肉植物
- 設置場所は日当たりを好むので屋外または明るい日陰
セダム(Sedum)の説明
見た目と育てやすさで人気のある多肉植物。落ちた葉から芽や根が出てどんどん増え、伸びた部分を切って挿し木でも増えるのがセダムの楽しいところです。寒さに弱いところがあるので、気温が下がる冬場は屋外より屋内で育てる方が安心でしょう。
太陽光を好み、乾燥にも耐性があるエケベリア(Echeveria)
特徴とおすすめしたい人
- エケベリアは流通量が多い多肉植物を代表する品種
- 育てやすいので多肉植物好きにも多肉植物初心者にもおすすめ
エケベリア(Echeveria)の説明
エケベリアは放射状にきれいに広がる葉が特徴で、多肉植物らしいふんわり感をイメージする植物です。交配品種が多く、品種によってサイズ、カラーを楽しめる多肉植物。複数種類を寄せ植えすると綺麗なのでおすすめですね。落ち着きのある葉色の「花うらら」、エケベリアの女王とも呼ばれる「カンテ」などさまざまな特徴を持っている品種がある多肉植物。
多様な種類があり葉の形状が美しいアロエ(Aloe)
特徴とおすすめしたい人
- 耐暑性、耐寒性があるため育てやすい品種
- インテリアとしても薬としても役にたつ多肉植物
アロエ(Aloe)の説明
肉厚な葉が代表的なアロエの特徴。屋内、屋外を気にせず育てられるのが魅了でしょう。観葉植物以外にも、内部のゼリー状の部分を薬のように使ったり、ジュースやヨーグルトとの相性が良いため食材として使ったりする植物としても知られています。
繁殖が容易で、花を楽しむことができるカランコエ(Kalanchoe)
特徴とおすすめしたい人
- 赤・黄・オレンジ・ピンクなどの鮮やかな色の花を咲かせる多肉植物
- 丸みのある葉、ギザギザの葉などさまざまな葉をもつ品種があるのも魅力のひとつ
カランコエ(Kalanchoe)の説明
インテリアグリーンに適している上品な葉をもつ多肉植物なので容姿を楽しむことができます。育てるのも簡単で少し知識を持てばきれいな花を咲かせることもできるでしょう。花にも一重・八重・釣鐘型などたくさん種類があり楽しめ、12月頃から6月頃まで色鮮やかな花を咲かせます。日当たりが良く、風通しの良い場所を好みますが。真夏の直射日光や真冬の屋外は避けましょう。
水やりの頻度が少なくても元気に育つグラプトベリア(Graptopetalum)
特徴とおすすめしたい人
- グラプトペタルムとエケベリアを交配した品種
- 見た目のかわいさと育てやすさが人気の理由
グラプトベリア(Graptopetalum)の説明
約10度から約25度で生育でき、春秋型タイプの多肉植物として育てます。代表的な「秋麗」という品種は丈夫で育てやすく初心者向き。このタイプの多肉植物は、蒸し暑くならないよう風通しをよくして快適な環境を保ちます。夏は遮光しながら日に当てて月1回程度の水やり、春秋は週に1回程度の水やり、真冬は室内へ入れましょう。
独特の形状や多様な花が特徴的ユーフォルビア(Euphorbia)
特徴とおすすめしたい人
- 個性的な見た目が幅広く人気を集める植物
- 中央から南アメリカ、東南アジア、南アフリカなど乾燥した地域で自生
ユーフォルビア(Euphorbia)の説明
多肉植物タイプのユーフォルビアは500~1000種類あり、形状は5種類に分類。見た目が異なるのに同じユーフォルビアというところが多彩な種類があるという特徴を表しています。日当たりの良い環境を好むので、部屋のインテリアとするなら窓際を選びましょう。また、水をやり過ぎると根腐れを起こすので土の表面が乾いたら水を与えるのがおすすめです。
葉の密度が高く、個性的な外見が楽しめるグリーンローズ(Greenovia)
特徴とおすすめしたい人
- 緑、黄、赤など季節によって色が変化する品種
- コンパクトに育てたい方は切り戻しするのがおすすめ
グリーンローズ(Greenovia)の説明
成長して幹立ちする姿が徒長したように見えますが、正常の成長していく経過です。切り戻しなどすることでコンパクトに育てることも可能ですが、幹立ちしていく本来の状態が良いとされる方もいます。他の多肉植物よりも乾燥を好むので、日当たりの良い場所の方が育てやすいでしょう。
長い棘やトゲが特徴的で、観賞価値が高いピロカクタス(Pilosocereus)
特徴とおすすめしたい人
- ・青色の肌と金色の棘のコントラストが綺麗なサボテン
- 年1回9月頃に咲かせる筒状の花を楽しめる
ピロカクタス(Pilosocereus)の説明
青いサボテンと呼ばれる美しい柱サボテンで、鑑賞用として人気があり、サボテン初心者でもおすすめ。雨を避けて日当たりの良い場所で管理して、夏は直射日光を避け、冬は5度以下を避けましょう。
観葉植物と多肉植物の違い
観賞用の多肉植物の魅力と種類
初心者にもおすすめの多肉植物8選