この記事は、体験してわかった一人暮らしのプロジェクター生活のメリット・デメリットをお伝えする体験レビューです。
一人暮らし&ホームシアターに憧れる人は必見!!
プロジェクターライフをおすすめしたい人とおすすめしにくい人もお伝えします。
- 一人暮らしプロジェクターのメリット・デメリット
- 購入前に試すべきこと、確認しておくべきこと
- ホームシアターライフをおすすめしたい人・おすすめしにくい人
プロジェクター暮らしは気になるけど、『わたしの家にはWiFi環境がない』と諦めている人という方はこちらの記事も合わせてご覧ください。
関連記事:「Netflix(ネトフリ)の無料期間は終了!でもまだある安く見る方法と裏技完全ガイド」
筆者は、Wi-Fiなしの一人暮らしでホームシアターを満喫中。
購入前には数種類のプロジェクターをレンタルで試して、その後に購入してロジェクター生活は4ヶ月が経ちました。その中で感じたメリットやデメリットをお伝えします。現在はAnker社「Nebula Vega Portable」というモバイルプロジェクターで映画ライフを楽しんでいます♪♪♪
目次
一人暮らし&プロジェクター生活は目的が明確な人ほどおすすめ!!
結論からお伝えすると、一人暮らし&プロジェクター生活は、目的がしっかりしている人ほどメリットがたくさんあります!
逆に言えば、目的があいまい、憧れだけで買うにはデメリットが多くて、おすすめできません!!
理由は、プロジェクターの購入費用は案外高くて、夢や憧れで買うには高い買い物だから。
けれど、プロジェクターは工夫によってはいろいろな使い方ができて、利用価値や効果がたくさん!!
ここからは一人暮らし・プロジェクター生活してわかったメリット、デメリットと体験して感じた良かったこと・悪かったことを深掘りしていきます。
一人暮らし&プロジェクターのある暮らしのメリット
メリット1:大画面&大迫力の映像を楽しめる(=世界観を創る)
まさにプロジェクター体験の醍醐味であり、一番のメリットがここ!
スマホは手軽にどこでもYouTubeや映画を見れるけれど、いまいち迫力が物足りないという方。
大画面で見る映像は自分自身がその場にいるような感覚を与えて、より世界観を感じさせてくれますよ。
大画面で迫力ある映像はより強いインパクトと感動、映像体験をくれます。
- 映画鑑賞:アクションや歴史モノの大作映画は、よりリアルな臨場感を感じさせる。
- スポーツ観戦:迫力あるプレーをより身近に感じてみんなで盛り上がれる。
- 音楽ライブ観賞:等身大のアーティスのパフォーマンスをライブ感覚で体験。
- ゲーム:実際にゲーム世界に入り込んだような没入感と世界観を創る
等身大に映し出される登場人物やアーティストには、よりリアルな感覚を覚える。映し出される映像にも世界観を感じる。すると、一つ一つの言葉が響いて感動できた!?テレビやスマホでは味わえない感覚だった!
メリット2:部屋のスペースを広く活かせる
一人暮らしでは、部屋にどれだけ自由に使えるスペースを確保できるかが重要ですよね?!
プロジェクターは映像をスクリーンや壁に映すので、テレビ台やモニターを必要としません。
また天井に吊るすタイプのプロジェクターなら、部屋をすっきり広く保つことも可能。
ワンルーム暮らしなど、スペースが限られるほどプロジェクターで自由に使えるスペースを残せるメリットはより大きくて感じられますよ!!
筆者はワンルーム(ロフト+6.2畳)暮らしで、キッチンを含めた6.2畳だと実際の生活スペースはロフト+5畳ほど。もともとテレビはあまり見ないけど映画は観たい!と思ってプロジェクターを購入。部屋のスペースを広くとれるのはとても貴重で「おぉ、ミニマル生活だ」と勝手に思ってます(笑。
メリット3:気分に合わせて移動できて、好きな場所で観れる
いまはさまざまな種類のプロジェクターが販売されてるので、サイズや重さ、使う目的に合わせて、気分にも合わせて好きな場所で楽しむことができるのもメリット!
室内で、リビングの壁や寝室の天井に映すことはもちろん問題ナシ!
小型・軽量・バッテリー内蔵のモバイルプロジェクターなら、野外アウトドアでも楽しめる。
ベッドルームで天井に映して寝ながら見たり、好きな姿勢で大画面の映像を楽しめて、設置場所を選びません。
個人的なオススメは、映画ジャンルに合わせて場所を変えること。アクション映画とか戦争映画は、少し目線を上の大画面で映して迫力を楽しむ。恋愛映画やヒューマンドラマは自分と同じ目線で中程度の画面で観るなど、状況に合わせることでより感情移入できて、映画を満喫できる!さらにはロフトに持ち込んで星空を映してプラネタリウム体験も楽しかったw
購入した最初は壁に写していましたが、いまはスクリーン設置してさらに大画面で見れるようになりました。詳しい方法は下記の記事でご紹介しています!
メリット4:落ち着く空間や時間を作りやすい
基本的に、プロジェクターを使うときは部屋を薄暗くする必要があります。
また、「映画を観る」時は、薄暗い空間で一つのことに集中する時間ができる。
映画館って一つのことに集中する時間で、薄暗い空間って妙に落ち着きません?!
プロジェクター暮らしが始まると、自宅にも落ち着く空間や時間を作るキッカケができます。
プロジェクター暮らしを始めてから、薄暗い部屋(落ち着く空間)で生活することが多くなった。映画や動画を見終わった後、妙に落ち着くからそのままノンビリした時間を過ごすことが増えました。もしかしたらメンタル安定にも活かせてる!?ってのは意外な発見!?
メリット5:生活費を節約できる
プロジェクターは1万円以内の格安モデルから、10万円以上のハイスペックモデルまで色々。
購入モデルによってはテレビを購入するよりも安くなるので、生活費の節約が可能に!
加えて、電気代がテレビよりも安かいモデルなら月々の電気代をおさえられるメリットも!!
小さな金額でも月々にすると大きな額になるから、少し気にして見ると良いかも。
プロジェクター電気代はいくら?1時間あたりの電気代やテレビとの比較もご紹介
引用元:Looopでんき
部屋を薄暗くして過ごすことが多くなって、月々の電気代が600円安くなった!1年で約7,000円の節約!映画好きな人は、普段はホームシアターで映画代1,800円をおさえて、節約したお金は気になる映画のためにIMAXや4Dで楽しむのもおすすめデス。
メリット6:恋人や友達を呼ぶキッカケになる
一人暮らしをしている人の中には、「一人暮らしの家に恋人や友達を呼ぶこと」を楽しみの一つにしている人もいるかもしれません。
そんな時、プロジェクターは大画面を共有して一緒に楽しむことができるので、恋人や友達を呼ぶ時の「盛り上がるグッズ」として活用することができます。
一人暮らし&プロジェクターのある暮らしのデメリット
デメリット1:生活環境に左右されやすい
一番のデメリット(というか弱点)は、明るい環境では画面が見えにくいという点。
いまのプロジェクターは性能も上がって、明るい環境でも映像を見れる機種もありますが、それでも日中の明るい部屋だと画面が薄くぼやけた印象に。
鮮明な映像で見たいなら部屋を暗くできるか確認して、カーテンは必須になります。
また、プロジェクターを投射するには壁またはスクリーンまでの距離(投影距離)が必須。
小さい画面サイズなら問題ないですが、画面サイズが大きくなるほど長い距離が必要です。
投影距離はプロジェクター機種によって変わるので、家の中で希望する画面サイズで観れる距離があるかを確認する必要があります。
Wi-Fiの接続環境が悪いと途中で止まってしまうこともありますし、迫力あるシアター体験のためには音量も重要ですよね!
自分の生活環境でも問題がないか、一つ一つ問題ないか事前に確認することが大切です!
プロジェクターを使う時は部屋を暗くするため“ながら見”にはちょっと不向き(工夫が必要)。途中で飲み物を取りに行くときにつまずいたり、スクリーン(壁)の前に物が置いてあると移動させるなど、プロジェクターに合わせた行動が必要に。自分の場合は手元ランプの準備したり、できるだけ物を増やさない生活を心掛けています。
デメリット2:テレビの代用にはならない
プロジェクターを使う場合、テレビほどの気軽さはありません。
準備(起動)時間はテレビよりもかかるので、最低でも1分くらいは準備時間が必要。
映画やYouTube、Netflix、Amazonプライムを鮮明な画質で楽しみたいなら、日中の明るい時間はカーテンは必須です。
また、プロジェクターは集中して映画を愉しむことを想定して作られてます。
テレビのように毎日何時間も連続で使うような想定では作られていません。
プロジェクターでテレビを見るにはチューナーが必要だったりもします。
天井固定式のプロジェクターを購入するなど、プロジェクターをテレビのように使いたいなら工夫が必要になります。
プロジェクターは準備時間の末に、感動の映像体験があります。準備時点でイライラしないかは事前に想定して考えておくことが大切です。準備に時間がかかるため、自分の場合は本当に観たいときにしか観なくなりました。テレビの時は何となくつけていて、気がついたら数時間を過ごしていたということあったので、プロジェクターだけにして無駄な時間が無くなったのは大きなメリットでした。
デメリット3:(機材など)周辺環境を整える必要がある
残念ながら、プロジェクターだけではホームシアターを楽しむことはできません。
部屋の暗さを調整する遮光カーテン、高画質を確保するためのスクリーン、映像体験に迫力を加える音響スピーカー、TV用チューナーや動画コンテンツのアカウント情報など。
プロジェクターのある暮らしを愉しむためには、最低限の周辺環境が必要になります。
そして、”より”大迫力の映像体験をしたい、”さらに”快適な環境でシアター体験するには細かい道具や高額な機材が必要になっていきます。
自分の場合は、まだこだわりの周辺機器を揃えるというデメリット=”沼(ぬま)”にはハマっていないのですが、凝り性の人はこうした沼にも気をつけましょう。そうした沼にハマらないためにも、次の章ではプロジェクター暮らしに必須アイテム、おすすめアイテムを紹介していきます。
プロジェクター暮らしの必須アイテム&おすすめアイテム
ここからはプロジェクターを使った快適な映画ライフに必要なモノや、一人暮らし向けのおすすめアイテムを実体験を通して詳しく紹介していきます。
先ずはプロジェクター映画鑑賞をするための必須・おすすめお役立ちアイテムをご紹介。
上から順に、簡単に手に入れられて、より快適なホームシアター暮らしが楽しめるようになるアイテムになりますので、自分の持ち物と合わせてチェックしてみてください!!
【必須】プロジェクター生活に必要なアイテム
下記3点は、ホームシアター実現のための必須アイテム!
- プロジェクター(Wi-Fi接続機能があるもの)
- スマートフォン(テザリング機能があるもの)
- 動画配信サービスの契約アカウント(ID、パスワード)
一つ目は、Wi-Fi対応のプロジェクター。
今回はWi-Fiインターネットを使って、動画配信サービス(NetflixやAmazonプライムなど)を経由して映画鑑賞することを想定しています。
そのため、プロジェクターはWi-Fi対応機種(インターネット接続できる)を用意する必要があります。
筆者が購入したプロジェクターはAnker社の「Nebula Vega Portable」予定していた予算よりも高くついたけれど、価格と性能のバランス、サイズ感とデザイン性も含めて総合的に選びました。とても良品で優秀なのでオススメします!!
二つ目は、テザリング機能付きのスマートフォン。
テザリング機能付きのiPhoneやAndroidスマホがあれば、Wi-Fiがなくてもインターネット接続できるので、NetflixやAmazonプライム、YouTubeを迫力の大画面で楽しむことができます。
先にテザリング機能やプロジェクターとスマートフォンの接続方法について知りたい人は、下記の記事も合わせてご覧ください。
最後は、ご自身が見たい動画配信サービスの契約アカウント。
NetflixやAmazonプライムなどの契約アカウントがあれば、プロジェクターを通して動画を楽しむことができます。
プロジェクター初期設定の際にアカウント情報(IDとパスワード)が必要になるので必ず確認しておきましょう。
【おすすめ】プロジェクター映画鑑賞をより快適にするアイテム
ここからは一つ目は、映画鑑賞する前からイライラしたくない人向け!
より快適なホームシアター環境を整えるためのサポート周辺アイテムをご紹介します。
- 延長コード(プロジェクター電源コードの延長に使用)
- プロジェクター台 / 三脚スタンド
ぜひ用意して欲しいのが映画延長コード、プロジェクター台または三脚スタンド!
プロジェクターの電源コードって予想以上に短い、、、始めてプロジェクターを設置するときは、延長コードがなくて見たい場所にプロジェクターを置くことができなくてイライラした(笑
次にイライラしたのは、プロジェクターの高さ調整!キレイに映像を見るための高さはココ!!と思っても、プロジェクターの理想的な高さが足りない、位置の微調整がうまくできなくてまたイライラ。。。
特に好きなところにプロジェクターを設置して映画を見たい人は、延長コード、プロジェクター台または三脚スタンドを用意することを強くおすすめします。
どちらも安いアイテムもありますし簡単に手に入るもので、それだけで映画を見る前の準備ストレスからかなり解放されます。
自分の場合はIKEAの移動できる台とプロジェクター付属の高さ調整でストレスから解放された。いつも雑誌を集めて重ねて微調整、、、これはホント面倒臭い!ちょっとでも面倒くさくなるとプロジェクターを使わなくなる可能性があるから、細かいところだけど気を使うべきだなと実感した瞬間でした。
プロジェクターのある一人暮らしをおすすめしたい人&おすすめしにくい人
最後に、ここまで一人暮らし&プロジェクター暮らしを4ヶ月してみて感じた、おすすめしたい人とおすすめしにくい人を、独断と偏見でご紹介!!
一人暮らし&プロジェクター暮らしをおすすめしたい人
下記にあてはまる人は、テレビからプロジェクターへの置きかえを検討してみてください。
- 部屋のスペースを増やしたい人:テレビ台を無くして一人部屋のスペースを拡大
- ミニマリスト:自分にとって必要な最小限のモノだけで暮らす人
- テレビを夜にしか見ないか部屋を完全に遮光できる家:夜更かし好きには相性良し!
- 見たい番組だけを集中して見ることが多い人:好きな番組を大画面で満喫
- 毎回の準備が億劫でない方:プロジェクター生活には少しだけマメな性格も必
- お酒好きな人:薄暗い部屋で好きな映画や音楽と共にお酒を呑む、自宅バーを堪能
家の荷物を減らしたい人やテレビ・動画を集中して見る人は、プロジェクター暮らしはおすすめ!
テレビからプロジェクターに置き換えることでメリットを最大限活かせると思います。
昼間に部屋を暗くできたり、テレビや動画を見るのは主に夜という人も問題なくプロジェクターへの移行ができそうです。
一人暮らし&プロジェクター暮らしをおすすめしにくい人
下記に当てはまる人は、テレビのみまたはテレビ&プロジェクターの併用をおすすめします。
- 普段テレビを“ながら見”することが多い人
- 昼間にテレビを見ることが多い人
- 素早く簡単に番組や動画を見たい人
- 同時に違う番組を見たい人
見たい映画やアニメは集中して観れるけど、準備に手間がかかるのは面倒と感じる人はおすすめしません。
飽きっぽい人もはじめは良いと思って使うけれど、段々と使う回数が減って最後には使わなくなる可能性が大きいと思います。
【まとめ】一人暮らし・プロジェクターのある暮らし体験談
今回は一人暮らしのプロジェクター暮らしについて体験談をご紹介してきました。
いまは一人暮らし向けのコンパクトかつ軽量なプロジェクターも数多く出てきています。
購入する際は、自宅の環境と目的にあわせてしっかりと確認しておくのがおすすめです。
記事内容は、すべて筆者の体験からの考えや感じたことです。
けれど、おすすめしたい人に当てはまる方や、一人暮らし&プロジェクターのある暮らしに興味のある人は購入検討の参考にしてもらえたら幸いです。