漫画・アニメ感想『プラネテス』をご紹介

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近未来の宇宙における生活を、宇宙に散らばった宇宙のゴミ「デブリ」を拾うデブリ屋さんを主人公にして描いた作品です。

主人公のハチマキは宇宙で働くサラリーマン。主な仕事は宇宙のゴミ「デブリ」の回収作業。いつか自分個人の宇宙船を所有することを夢みている。ゴミ拾いは大事な仕事だと自分を納得させつつ、当初の夢と現実の狭間でこのまま現実を受け入れるか、それとも夢を追い求めるか思い悩む…。

宇宙開発の舞台がディテールに至るまで細やかに描写された作品で、近未来の宇宙における生活が妙にリアルに描かれた作品です。

そこで生きる個性あふれる登場人物たちも、仕事・恋愛・結婚・家族・友達・自分自身と自分たちと同じように悩んだり迷ったり…人は生活する場所は変わっても、そこには変わらないものがある。

また、現代を生きている人類が抱える大きな問題…発展途上国、先進国、貧富の差、人種差別、そしてテロ。一方で、中にはまだ経験したことのない様な問題も抱えていて、そんなに遠くない未来の話がそこにはあるんじゃないかと思わせてくれます。

物語の中心にはもちろん人間がいて『愛』がテーマに描かれているんですけど、広大な宇宙の中にあって、どんなに離れていても繋がる「愛」って凄いけど、距離があるだけ弱く、難しくなるものなのかなとも思いました。

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