パッドマン 5億人の女性を救った男 【映画鑑賞】

両腕を挙げて喜ぶ笑顔のインド人

行動し続けることが最大の学びに繋がる。

  • インドの常識と古くから守られる風習
  • 生理への向き合い方とタブー
  • 常識を破る勇気が道を拓く

あらすじ

現代のインドで、安全で安価な生理用品の普及に奔走した男の実話を映画化したヒューマンドラマ。インドの小さな村で最愛の妻と新婚生活を送るラクシュミは、貧しくて生理用品が買えず不衛生な布を使用している妻のため、清潔で安価なナプキンを手作りすることに。生理用品の研究とリサーチに明け暮れるラクシュミは、村人たちから奇異な目を向けられ、数々の誤解や困難に直面する。そんな彼の熱意に賛同した女性パリーの協力もあり、ついに低コストで大量生産できる製造機の発明に成功。農村の女性たちに、ナプキンだけでなく、その製造機を使って働く機械も与えようと奮闘するラクシュミだったが……。

インドの常識と古くからの風習

この映画では、ごく普通の無学な人間が、自分の限界に挑戦して、発明家へと成長して、社会を変えていきます。

インドには、女性の生理は「穢(けが)れ」として、生理中は部屋で寝ることが許されず、家を出ることも出来ない風習がある。

インド国内のナプキン使用率は12パーセント。55ルピー(約100円)のナプキンは高価で、いまだに生理の処理に清潔とは言えない古布を使って病気になる女性は多く、最悪は死に至る現実があります。

「死ぬこと以上に辛い、恥ずかしめるのはもうやめて!」
「女の脚の間のことに口出しするなんて、お前はどんどんおぞましくなる!!」
「木に縛り付けて、取り憑いた霊を叩き出せ!!!」

素朴で誠実なラクシュミのあまりに熱心なナプキン研究は、妻を泣かせ、家族に見放され、村人からも罵倒を浴びせられて、ついには独り故郷を離れるまでに。

全ては最愛の妻を心配するあまりの行動なのに、昔からの常識に囚われた人たちからは全く理解されません。

日本の生理用品アンケートとタブー

日本国内のナプキンの使用率は見つからなかったけど、調べると幾つの情報があった。

生理用品の使用率:1位 ナプキン 68%
購入の決め手: 価格帯、肌触り、吸水量
人気ブランド1位: ソフィ・ボディフィット
頼まれて購入した経験のある男性: 4.2%

男が生理用品について調べてて気持ち悪いと違和感を感じた人は、妻や家族や村人の気持ちが分かる人かもしれません。

タブーとは、、、触れたり口にしてはいけない、穢れを避けて禁止していること、禁忌。
例えば、宗教上で肉食してはいけない、お寺の敷居を踏まない、ラピュタの呪文“バルス”、有給を取ってはいけない⁈等

強い信念と志で、新しい道を切り開く

ラクシュミは最愛の妻のため、タブーを恐れず行動し続けて作ったナプキンを自ら試したり、素材を研究して学びを得て、英語も身につけて成長していきます。

ついにはナプキン製造機を完成させたラクシュミは、安価(2ルピー)で安全なナプキンを作ることに成功し、ナプキン製造を通して女性に新しい働きの場を創り出して5億人のインド人女性を救ったと言われています。

そのビジネスモデルの評価の高さから、2014年アメリカの「Time Magazine」が選ぶ世界で最も影響力のある100人にも選ばれ、 2016年にはインド政府から褒章パドマシュリも授与されています。

まとめ

映画を通して、全く知らなかった女性の生理の大変さを学べたので、男にもオススメしたいと思った映画。主人公の人柄、屈することのない姿勢、届けたい・伝えたい熱意に三度泣いた。

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