ロバート・A・ハインライン / 夏への扉 【読書感想】 人は「いま」しか生きられないことが分かる本

ドアの前で何かを待つ猫

人は「いま」しか生きられないことが分かる本

  • タイムトラベルした未来ってどんな世界?
  • 「現在」と「未来」を行き来する主人公はどんな風に生きるの?
  • これまでも、これからもずっと変わらない時間の流れ

あらすじ

ぼくの飼っている猫のピートは、冬になるときまって夏への扉を探しはじめる。家にあるいくつものドアのどれかひとつが、夏に通じていると固く信じているのだ。1970年12月3日、かくいうぼくも、夏への扉を探していた。最愛の恋人に裏切られ、生命から2番目に大切な発明までだましとられたぼくの心は、12月の空同様に凍てついていたのだ! そんな時、〈冷凍睡眠保険〉のネオンサインにひきよせられて……永遠の名作。

60年前に予想されていた未来予想図

とても有名なSF小説らしく、1956年に出版された作品ですが、多少の違いはあれど60年前に書かれた小説とは思えないくらい今の時代の生活が描かれていて、すごい!SF小説にある時代を越えていく感覚が楽しかった!!

今から60年後ってどんなだろう?!

タイムトラベルしたら、どんな世の中があって、どんな暮らしぶりがあって、どんな考えで生きる人達がいるのか?!

1970年の世の中で生きることに失望した主人公のダンは、冷凍睡眠で30年後の未来で目覚めるタイムトラベルをして、世の中の変化や便利な生活に驚いたり、言葉の意味の違いに戸惑いながらも生きています。

しかし、ある疑問が起こり、、、って話。

「過去」「未来」なんて無かった

未来の世の中にも死語とか流行りの言葉があって、ダンもその時代の流れに合わせて生きている姿を見ていたら、結局は人って時代が変わっても「いま」しか生きられないんだなぁって思った。

まとめ

夏をすごく満喫したら満喫した分だけ楽しさが残っていて、おっきい花火ほど豪快で綺麗でいつまでも消えなくて、どちらも強く思い出に残る。けど、思いっきり楽しんだ夏が終わっちゃう物寂しさや印象的な花火がきえちゃう物哀しさも同じくらい大好きで、その常に同じじゃない感覚が自分は好きなんだぁって気がつかせてくれた。

大好きな夏が終わるのが寂しくて、夏を感じられそうな本を読みたくて買ったけど、一番好きだったのは、夏の中でも夏が終わっていく「いま」が一番好きなんだぁーって気がつかせてくれた本。

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