生活をより豊かにするために、プロジェクターの導入を検討されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、プロジェクターは決して安くない家電であり、いきなり購入するには勇気がいります。
そこで、プロジェクターを購入する前に、まずはレンタルして、その価値があるかどうかを判断することをおすすめします。
- プロジェクターをレンタルするメリット・デメリット
- プロジェクターをレンタルする際の選び方
- プロジェクターをレンタルする際の注意点
- レンタルする流れ(借り方、返し方)
- おすすめのプロジェクターレンタル屋さん5選
この記事ではプロジェクターをレンタルする際に気になるポイントを解説します。
借りる方法(レンタルの流れ)や、おすすめのレンタルサービスをあわせて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
筆者はプロジェクターを購入する前にいくつかレンタルしてWi-Fiなし環境でも使えるか試しました。今はその中から購入したプロジェクター(Ancker社 / Nebula Vega Portable)で一人暮らしのホームシアターライフを満喫中。体験談をふまえてプロジェクターをレンタルして良かった点・気になった点、レンタル方法をご紹介します!
目次
プロジェクターをレンタルをおすすめする理由
プロジェクターをレンタルするメリットは主に2つ。
- 購入前のお試し(製品チェック/ 環境チェック)ができる
- 料金がリーズナブル
購入前のお試し(製品チェック/ 環境チェック)ができる
プロジェクターをレンタルするメリットは、購入前にプロジェクターが設置される環境を評価できることです。
プロジェクターが周囲の環境に影響を受けます。
例えば、Wi-Fi接続の場合、近隣のWi-Fiネットワークに妨害されると、接続品質が低下する可能性があります。
さらに、プロジェクターとスクリーンの距離を一定に保つ必要があるため、プロジェクターの設置場所の確認も重要です。
昼間の光が多く入る部屋では、映像がきれいに見えないことがあります。
せっかくプロジェクターを購入したのに、自分の生活環境では最適な性能が発揮できないのでは、残念なことになります。
最初にプロジェクターをレンタルすることで、自宅環境がプロジェクターに適しているかを確認できるから、購入に踏み切れるようになります。
レンタル家電を活用することで、プロジェクターを見るために必要な環境をチェックできました。どれくらい部屋を暗くする必要があるのか、プロジェクターを設置する場所と高さの確保、コンセントの位置とコードの長さ、映像を映し出す壁の凹凸具合、スクリーンの有無など、細かい不便があるだけでもちょっとしたイライラになることがわかった。事前お試しでのチェックをおすすめします!
より具体的にどんな点が気になったかを知りたい方は、下記の記事も合わせてご覧ください。
さまざまなプロジェクター製品を安く試せる。
プロジェクターをレンタルするメリットは、費用をおさえて、様々な機種を試せること。
プロジェクターの価格帯は、1万円以下の安価なものから、数十万円を超える高価なものまで、さまざまな種類があります。
安価なプロジェクターは品質が劣ることもあり、ある程度の性能を求めるなら高価なプロジェクターを購入する必要があります。
しかし、10万円以上するプロジェクターをいきなり購入するのは、不安が残る。
「実際に使ってみて、その良し悪しを判断したい」というニーズもあると思います。
そんなとき、月々5,000円程度からというリーズナブルな料金で、高性能なプロジェクターを試すことができるのです。
プロジェクターをレンタルするデメリット・注意点
もちろんプロジェクターをレンタルするデメリットはあります。
特に気になるのは「周辺環境の整備」する必要があること。
周辺環境の整備
プロジェクターを効果的に使用するためには、周囲の環境に配慮することが不可欠です。
レンタル会社にもよりますが、プロジェクターをレンタルする場合は本体のみで、補助用品は含まれないのが一般的です。
基本的に、プロジェクターは無地の壁があれば、そのまま使用できます。
しかし、より良くプロジェクターを楽しみたいなら「スピーカー」や「遮光カーテン」などの周辺アクセサリーを用意し、最適な環境を整える必要があります。
しかし、専用のプロジェクターで美しい映像を楽しむには、準備の段階で資金が必要な場合もあります。
プロジェクターをレンタルすると、周辺環境を確認しながら購入の是非を考えることができます。
快適さを求めるとキリがない。。。自宅のホームシアター環境のために、自分はどこまで環境を作り込むのか、どこは妥協するのか、どこまでの性能を求めるのかも含めて、レンタル家電で試すことでよりシビアに考えられるようになりました。自分の場合は、延長コード、プロジェクター台、自動スクリーン補正機能(自動ピント合わせ)は必須と知ることができました。
プロジェクターを借りる時のおすすめの選び方
- 明るさ(輝度)【最重要】
- 解像度【重要】
- 画面サイズ
プロジェクターをレンタルする際に確認したいポイントが、上記3つです。
独り暮らしの部屋に不相応なほどの超大画面で、映像を楽しむ必要はないはず。
部屋の広さや環境に合わせて、適度なスペックを持った製品を選ぶときのポイントを確認しましょう。
明るさ(輝度)【最重要】
自宅で使用するプロジェクターを選ぶ際の、最重要ポイント。
それが、「明るさ(輝度)」です。
プロジェクターの明るさは、「lm(ルーメン)」という単位で表され、数値が高くなるほど輝度も上がります。
家庭用プロジェクターでは、100~2,000lmの製品が主流。
夜間のみの使用なら、100lm(ルーメン)の製品タイプでも大きな問題はないでしょう。
しかし、明るい部屋の中で日中に使うことを想定するなら、2,000lm以上の明るさが必要です。
いくつかレンタルした結果、個人的には500ルーメン位の明るさ(輝度)があれば十分という感覚でした。筆者は、日中に使うときは遮光カーテン(遮光度1級)で部屋を暗くして購入したプロジェクター(=輝度500ルーメン)でホームシアターを愉しんでいます♪レンタルする際はどれくらい部屋を暗くできるか、どれくらいクッキリした映像を観たいかを合わせて確認してみてください。
解像度【重要】
解像度は高いに越したことはありませんが、一人暮らしの部屋の広さであれば、レンタルするプロジェクターは「フルHD」レベルの解像度があれば十分でしょう。
よりキレイな映像体験・高画質でゲームを楽しみたい人は「4K」対応タイプを検討してみましょう。
レンタルであればどちらもお手頃に試せるのでおすすめ。
リーズナブルな料金でお試しすることができます。
解像度をチェックする際は、以下の規格名または項目名を確認しましょう。
規格名 | 解像度 |
フルHD | 1920×1080 |
4K | 3840×2160 |
画面サイズ
適切な画面サイズは、視聴距離(観る場所からスクリーンまでの距離)から、おおよその数字を逆算できます。
その計算式は、「視聴距離(cm)÷ 3 = 画面サイズ(インチ)」です。
たとえば、視聴距離が210cmなら、70インチがベストサイズになります。
スクリーンサイズ、機種の選び方 / 推奨視聴距離とインチ数の一覧表
引用元:楽天市場 / プロジェクタースクリーンの専門店・シアターハウス
プロジェクターをレンタルする際の注意点
- テレビを映すにはテレビチューナーが必要
- 設置サービスの有無
- 保証の有無
- レンタル時期によって品薄・借りられない時がある
レンタルする際には、以上3点に注意してください。
テレビを映すにはテレビチューナーが必要
プロジェクター単体のみでは、テレビが映りません。
別途、テレビチューナーが必要になります。価格は2万円が一つの目安です。
テレビのアンテナ線とチューナーを結ぶケーブルも必要ですから、テレビを見たい方は合計3万円程度の予算を確保しておきましょう。
設置サービスの有無
プロジェクターには端子が複数あり、接続作業が少し厄介です。
機械に弱い方はレンタルの際、設置サービスを付帯するレンタル会社を選ぶとよいでしょう。
もう1点。最近の主流なプロジェクターのタイプには、天井から吊るすタイプがあります。
賃貸住宅の場合、大家さんの許可が必要になるケースもあるでしょう。
退去時にモメないためにも、事前に天井に施工(穴開けなど)しても大丈夫か、大家さんに確認しておくようおすすめします。
保証の有無
プロジェクターは高額な電化製品。
壊れたときの保証の有無は、必ず確認しておきましょう。
プロジェクターは精密機械なので、何がきっかけで故障するかわかりません。
レンタル時の保証がなければ、高額な弁償の対象にもなり得ます。
高額な出費を抑えるためにレンタルしたのに、高額な弁償をするハメになっては、元も子もありません。
できるだけ、手厚い保証サービスを用意するレンタル会社を選びましょう。
レンタル時期によって品薄・借りられない時がある
レンタル家電では、商品ごとの貸し出しの数が決まっています。
もちろんプロジェクターは、年間を通して借りることができるレンタル家電です。
けれど、レンタル時期によっては借りたい商品タイプの在庫が少なかったり、全て貸し出しされていて借りれない時があります。
特に、GWやクリスマス、年末年始のタイミングは、自宅でゆっくり過ごす人が多い時期。
レンタル会社への貸し出しが集中しやすいため、使いたいタイプのプロジェクターをレンタルできないことがあります。
これらの時期にプロジェクターをレンタルする時は、早めに予約することをおすすめします!
プロジェクターをレンタルする流れ
プロジェクターを借りる方法としては、インターネットから注文するのが一般的です。
各サービス会社によって多少の違いはありますが、レンタルまでの流れは以下になります。
- 商品を予約カートへ入れる
- レジへ進む
- お客様情報を入力する(ログイン情報の登録)
- 配送設定(お届け希望日や時間帯)を入力する
- 支払方法を設定する
- 入力内容を確認する
- 完了
初めてレンタルする場合、上記の流れにプラスして、スマホや郵送などで運転免許証など身分証の提示を求められるはずです。
プロジェクターレンタルのおすすめ会社8選をご紹介
プロジェクターをレンタルするのにピッタリな、リーズナブルなレンタル料金が魅力のおすすめ会社を、8社紹介します。
※スマホは一覧表を横スライドして見ることができます
商品 | レンタル料 | レンタル期間 | 送料(返却時) | 補償・サービス | 対象エリア |
---|---|---|---|---|---|
CLAS | 4,000円~ | 1ヶ月~ | 無料 | 組み立て・設置サービス 汚れ・傷の補償 引越しサポート | 東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・京都・兵庫・奈良 |
Rentio | 5,000円〜 | 3泊4日~ | 無料 | 修理費用を最大2,000円まで保証 紛失・盗難補償 | 全国 |
DMM.comのいろいろレンタル! | 5,000円~ | 3泊4日~ | 無料 | 修理費用の自己負担がなくなる制度あり | 全国 |
ゲオあれこれレンタル | 2980円〜 | 7泊8日〜 | 無料(北海道エリア、沖縄エリアを除く) | 3プラン(短期、月額、買えるレンタル)に対応 | 全国 |
APEXレンタル | 4,400〜 | 2泊3日〜 | 有料 | 店舗での即日貸出しに対応 | 全国 |
株式会社rentry | 3,980円〜 | 3泊4日〜 | 無料 | 店舗(東京・長野)での即日貸出しに対応 修理費用の負担0円 | 全国 |
モノカリ | 4680円〜 | 2泊3日〜 | 無料 | 即日貸出しに対応 月額プランともらえるレンタルプランに対応 | 全国 |
レンタル料金は製品によってさまざまなので、おおよその目安を記載しました。
またレンタル会社ごとにプロジェクター製品の種類やタイプが大きくことなるので、先ずは自分が気になる商品を探して、各レンタル会社で探してみましょう。
レンタルする時だけでなく簡単に返却できるサービスがおすすめ!
どこでレンタルするか迷うときは、返却までが簡単なサービス会社がおすすめ!
自宅に届いたプロジェクターは、事前に準備された返送用の箱に入れてコンビニや郵便局に出すだけ。
中には自宅まで引き取りに来てくれるサービスを行っているレンタル会社もありますよ。
今までレンタルして延滞料金をとられたことのある人は、費用を抑えるためにも検討してみてください!