海外旅行が大好き!海外で暮らしたい!!
けど、実際に海外で生活できるのかと考えて「言葉の壁」に不安を覚える人もいますよね?!
そこで今回は、海外生活の適正がわかる2つの行動と理由をお伝えしますね。
読んでいくと、あなたの中にある「言葉の壁」の原因や海外生活への理想と現実のギャップを知れます。
さらには、実際に海外旅行で試してみるとその国との相性を知ることができますよ。
理想と現実のギャップに驚くのか?それとも次回の行きたい国へのモチベーションに繋がるか??
「言葉の壁」を乗り越えて、海外旅行や海外生活する人が増えると嬉しいですね!!
合わせて、バックパッカーとして世界一周しながら23ヵ国を見て、インドで5年間の海外暮らしで学んだ経験から、海外生活に向いている人、向いていない人の特徴も説明していきます。
それでは早速見ていきましょう!!!
目次
『目的』と『受け入れる』で「言葉の壁」は超えられる
結果からお伝えすると、「言葉の壁」を超えるには『目的』を持ち『受け入れる』行動が大切!
この2つの行動ができる人は、「言葉の壁」を乗り越えられて『海外生活に向いている人』だと思います。
なぜなら『目的』がないと言葉は身に付かないし、長い海外生活の中で自分を見失ってしまう可能性があるから。
また『受け入れる』行動ができないと、コミュニケーションも上達しないし、海外で暮らすのに日本にとらわれ続ける可能性があるから。
さらに、もっと詳しく説明していきますね。
けれど、その前に一つ質問!!
A:「早く海外旅行したい!」「将来、海外生活したい!」
B:「早く海外旅行する!」「将来、海外生活する!!」
さて、あなたはどちらを選びましたか??
実は、その答えで、将来あなたが海外生活できるかの答えも分かってしまうんです!
なぜなら、この2つの答えの中にも、『目的』と『受け入れる』ことの大切さが含まれているからです。
最後に、その理由も説明するので、ぜひ答え合わせしてみてください。
海外生活するなら『目的』を明確にしよう!
先ずは『目的』を持つ行動の大切さから説明しますね。
憧れの海外生活と書くとちょっと聞こえは良いですが、あなたが海外で暮らしたい理由は何ですか?
海外で暮らしたい人に準備して欲しいのが、海外に出て何をしたいのかという『目的』。
要は、何のために海外で暮らすのかという『目的意識』のこと。
なぜなら、海外で生活する上で「言葉」も大事ですが、それ以上に『目的意識』はもっと大切だから。
目的があって軸がブレないと海外で辛いことがあっても悩みや迷いを減らすことができますよ
例えば、自然と伝えたい事も決まるので「言葉の壁」も乗り越えられる可能性があります。
超えられる「言葉の壁」と超えられない「言葉の壁」の違い
語学力って、簡単には身に付かないから、海外旅行する時に「言葉の壁」って常に付きまといますよね?!
「わたし英語話せないよー」「上手く伝わらなかったぁ」など、多くの人が抱える悩みだと思います。
けれど「言葉の壁」について、さらに踏み込んで質問です。
不安を感じないほど語学が上達して話せるようになったら、何を伝えたいの?
もし何も伝えたい事が思い浮かばない人は「言葉の壁」にずっと悩み続けることになるかもしれません。
なぜなら「言葉の壁」って、大きく分けると2つあると思うからです。
一つ目は、上手くしゃべれないことが悩みとなる「超えられない言葉の壁」。
上手くしゃべること自体が目的になっているから、結構しゃべれるようになってきても完璧にはしゃべれないから悩みがいつまでも消えないと思います。
だって、日本語を“完璧”にしゃべれたことってありますか?
きっと誰もいないんじゃないかな?!
完璧にしゃべれたと思っていたら、それは自己満足じゃないでしょうか?!
そもそもが話が上手い下手を判断するのは相手ですよね?!
要は、「言葉の壁」を自分の中に作っている人は海外暮らしでも「言葉の壁」に悩み続けると思うわけです。
二つ目は、上手く伝わらないことが悩みの「超えられる言葉の壁」。
伝えたいことは決まっている、けれど相手に十分に伝わらないことを悩んでいる状態。
もし言葉だけで十分に伝わらないのであれば、身振り手振りのジャスチャーや絵を描いて見せてもOK。
要は、相手に伝わることが目的だから、別に語学が下手でも自分の意見や考えが相手に伝わって理解してもらえれば目的を達成できるから。
「言葉の壁」を自分の外に作っている人は、「言葉の壁」を超えられる可能性があると思います。
ここまで読んで「言葉の壁」には2種類あって、その違いは分かってもらえましたか?
まとめると、海外で生活するためには語学力ってそこまで重要じゃないですよ!ってこと。
『目的』があれば「言葉の壁」は超えられる
これを書いている自分も、いまの英語力はきっと英検2級、TOEIC570点くらいです。
自分でも思うけど、英会話も決して上手くないです。海外での英会話は未だに結構ドキドキします。
正直は、世界一周のスタート時、自分は英語をほとんど話せませんでした。
それでも世界一周できたんです。『世界一周する』という目的で1年3ヶ月かけて23ヵ国を訪ねました。
その後は『インドで暮らす』と決めて、5年間の海外生活もできました。
未だに英会話レベルはやっと日常会話ができる程度のカタコト英語。
けれど、英語は下手でも良いんです。
なぜなら僕の目的は『世界一周する』『インドで暮らす』ことで、そのことが相手に伝われば良いから。
結果、次の目的地に向けて切符を買ったり、いろいろな国で美味しいご飯を見つけて食べたいと伝えたり、インドで家を契約したり、銀行口座を開設したりもできたんですよね。
そこには『目的』があったから「言葉」は完全ではなくても「壁」を超えられたんだと思いました。
『目的』がないと、「言葉の壁」の不安に振り回されてしまいますよ。
だから「言葉の壁」を不安に思う時間があるなら、先に『目的』を明確にする方が大切だと思います。
相手を『受け入れて』言葉を覚えることの意味って何?
目的が明確になった後に、次に大切だなと思ったのが『受け入れる』行動ができること。
なぜなら、将来その国で暮らしたいなら、相手の国への最低限のマナーや敬意は必要と思うから。
その時に大切になる具体的な行動が「現地の言葉」を覚えることなんだと思います。
みなさんは海外旅行に行くとき、現地の言葉って覚えますか??
英語が得意という人は、海外旅行時にまったく不安はないと感じているかもしれません。
けど、英語圏以外ではどうですか?その時に、現地の言葉は覚えますかね??
現地の言葉を覚えるってその国のことを受け止めようとする気持ちのこと。
要は、相手の立場になれること、その上で向き合おうとする心構えのことだと思っています。
「言葉の壁」が不安な人に、必ず覚えて欲しい2語
別に、現地の言葉をスラスラと流暢に話せるようになる必要は無いと思います。
極端に言えば「こんにちは」「ありがとう」の2語だけでも良いと思います。
ただし、その覚えようという最低限の努力や心構えはとても大切だと思うんですよね。
だって、その国に興味があるから訪ねたんですよね?!
興味があるなら、たった2語くらいなら簡単に覚えられると思うんです。
それに無礼な人って嫌じゃないですか?
自国に来る人には最低限のマナーは守ってほしいと考えますよね?
自宅にやってきたお客さんから無礼な態度とられると嫌な気分になるし、ストレスを感じませんか?
逆に、日本を訪れる海外の人たちが拙い日本語でも「こんにちは」「ありがとう」と言ってくれると嬉しい気持ちになりませんか?
海外に行って、現地の人が日本語の「こんにちは」「ありがとう」を耳にするだけでも、少し安心できたり、嬉しい気持ちになった経験をした人もいると思います。もちろん悪意ある人もいるので、十分に気を付けないといけないけど。
それでも、その国に住みたいなら最低限のマナーや敬意を払う行動は大切と思うわけです。
そして、海外生活で「言葉の壁」の不安を取り除くにも、挨拶と感謝の言葉から始まると思います。
海外生活は「挨拶」と「感謝」の言葉から始まる
現地の言葉で「こんにちは」と「ありがとう」を覚える。
これは世界一周で覚えて、インド生活や海外旅行する今でも、僕が常に心掛けていることでもあります。
中国語、韓国語、フランス語、スペイン語、イタリア語、ドイツ語、ベトナム語、タイ語、トルコ語、マダガスカル語などの国の名前の付く母語やヒンドゥー語(インド)、クメール語(カンボジア)、シンハラ語(スリランカ)、アラビア語(モロッコなど)など、国の名前とは違う母語を持つ国も数多くあるので、初めて知る言葉に出会うと驚きと嬉しさもあります。
けれど、その知らなかった国の言葉を覚えて挨拶やお礼をいうと本当に喜んでくれる機会に何度も遭いました。
こんな簡単なことでも、相手は喜んでくれるんだと驚くことも何度もありました。
相手が笑顔だと自分まで笑顔になれるんですよね。
2016年のリオデジャネイロ・オリンピックの閉会式では、オリンピック旗の引き継ぎ式を終えて次期開催国の東京がパフォーマンスを行ない、さまざまな国の言葉で「ありがとう」の言葉がフィールドに映し出された時は、すごく嬉しい気分になりました。
その時はちょうどインドに居て、現地の人からも「日本の閉会式はすごい良かったよ!“アリガトウ”」と言ってもらえて、言葉って本当に伝わるんだなと感動したのを覚えています。
「言葉の壁」を乗り越える努力は大切だけど、それ以前のその国を受け止めようとして、向き合うための努力ができるかが、海外生活する上で『現地の言葉を覚える』のもとても大切なことだと思います。
言葉の壁を乗り越えて海外生活に向いている人のまとめ
海外生活に向いている人の適性(言葉の壁編)はどうでしたか?
『目的』は持っていましたか?
『受け入れる(現地の言葉を覚える)』行動はしていましたか?
すでに海外旅行したことがある人なら、何のため旅行していたんだろう?現地の言葉は覚えていたかな?と現地での出来事と合わせて振り返ってみるとその国との相性が分かったりするかも知れませんね。
最後に、冒頭の質問はAとBの答え合わせ。
Aを選んだ人は、なかなか海外生活は実現しにくいかも知れませんよ。
“旅行したい、海外生活したい”と思っている状態、“したい”と思っている自分に満足していませんか?
つまり、海外旅行“したい”という言葉って、実はすでに願いが叶っているから。
Bを選んだ人は、もしかしたら海外生活を実現させられるかもしれません。
だって、“海外旅行する、海外生活する”として、すでに『目的』していると思うからです。
少なくとも、具体的では無いにしても海外旅行や海外生活のための行動を起こしているのかなと思います。
僕は「世界一周したい」「海外で暮らしたい」という言葉でいる間は、どちらも実現させることができませんでした。“したい”と思っている自分に満足して、何も行動できなかったからです。
けれど、『世界一周する』『海外で暮らす』という自分の目的を親や友達にも伝えて、外に吐き出す行動をしてみたら、世界一周も海外生活も実現することができたんです。
最後に一つ、「言葉」に関するマザー・テレサさんの有名な格言をご紹介して終わりにしますね。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
海外旅行する人や海外で暮らす人が一人でも多く生まれて、みなさんの夢が実現することを応援しています。
コメントを残す