喜多川泰 / 「また、必ず会おう」と誰もが言った。【読書感想】 

普段と変わらない交差点と行き交う人々

自分が嫌い・当たり前の日常を変えたい人にオススメ

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この本で学べること
  • 自分を縛っているモノついて考えるきっかけになる
  • 世界は変えられないけど、自分は変えられることを知れる
  • 実際に行動するなら「習慣」「会う人」「住む場所」の3つが大事と分かる

あらすじ

主人公・秋月和也は熊本県内の高校に通う17歳。 ひょんなことからついてしまった小さなウソが原因で、単身、ディズニーランドへと行く羽目になる。ところが、不運が重なったことから最終便の飛行機に乗り遅れてしまう。所持金は3400円。 「どうやって熊本まで帰ればいいんだ……」。 途方に暮れる彼に「おい! 若者」と声をかけたのは、空港内の土産物売場で働く1人のおばさんだった――。 人生を考え始めた少年に大人たちが語りかける言葉と人の繋がりの物語。

引用元:サンマーク出版

自分を縛っているのは誰なのか(自分自身!?)

主人公は、ウソつきでプライドが高く、その性格から自分を曲げられずついた嘘が原因で、夏休みに熊本から一人ディズニーランドに行く羽目になる。

クソ暑い夏休み、にぎわう家族連れとカップル、アトラクションに乗るときの「一人です」と伝える恥ずかしさ、虚しい気持ちで食べる笑顔キャラのパンケーキ、なかなか進まない時計の針、、、望まない一人ディズニーランド、、、想像しただけでも嫌になる。

不幸はさらに続き、追い討ちでバスは渋滞に巻きこまれ、トイレにも行きたい苦しさを味わい、、、そして飛行機に乗れない、金が無い、帰れない。最悪だ。。。

この仕打ちは誰のせい??

体験からの言葉で人生を語る魅力的な大人たちの存在

物語の大人たちは、そんな少年を助けながら話する中で、忘れる事が出来ない失敗、素直になれない自分、卑怯な自分、上手く向き合えない子供への想いなど、過去の失敗や自分のイヤなところを吐き出していく。学校なんかでは決して教えてくれない出来事と、それぞれの経験からの言葉で。

「なあ、兄弟。誰がなんと言おうと、お前の人生はおまえのもんや。誰かがやれと言うたからやる。やるなと言うたからやらん。心の中でおかしいなと思いながらも、従う理由は何や?恐怖か。それとも打算か。おまえの人生はおまえのもの。すべておまえの責任で起こる。」

自分を変えるのに大人も子どもも関係ないことに気が付かせてくれます。

まとめ

一人の少年の旅を通して、自分の経験の振り返りと出逢いの大切さ、子供がどんな目線で世界を観ているのかを学べます。また、主人公を助ける大人たち(空港売店の店員、美容師、トラック運転手など)はそれぞれに悩みを抱えながら日常を生きている人たちなので、どこかに同じ部分を見いだして共感してました。

本を読んだ後、いつも使う通勤の道をちょっと変えてみたり、思い切って会いたいと思った人に会いに行っただけでも、いつもと同じ日は簡単に変えられるんだと思えたのは大きな発見で、全て自分次第で見方を変えられると実感できた本です。

当たり前の日常を変えるヒントが欲しい人は、是非おすすめした一冊です!!

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