未知との遭遇?!

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今日の明け方に行われたNASAの発表、見ました?

今回のNASAの記者会見、数日前から「宇宙生物学上の発見」を発表とあったので、一瞬でもリアルに「地球外生命体」や「宇宙人」って言葉を想像してワクワクしていたんですが、蓋を開けてみると発見されたのは、リンの代わりにヒ素を用いて増殖する「GFAJ-1」というバクテリアについての発表でした。

なんでも、生物を構成するに当たって、必要とされる元素というのが6つあるそうです。
・リン
・炭素
・酸素
・窒素
・水素
・硫黄
この6つのうち、どれかひとつでも欠けていたら、生命は存在しないというのが、これまでの宇宙生物学の常識でした。そして、今回のNASAの発表は、この中の「リン」がなくても存在できる微生物を発見したというものでした。(具体的には、リンの変わりに猛毒のヒ素を食べて成長する微生物だそうです)

今回の発見は、ある意味、仕組みが解明できていない現時点で既に『未知との遭遇』と言えるんでしょうが、実はここからが味噌!醤油!!味の素!!!

今回の発見により、地球誕生時のヒ素が多かった時代にも、実は微生物が存在していたのならば、生物の進化に大きな影響を及ぼす可能性も指摘されているんです。例えば、惑星探査においてもヒ素の多い惑星を発見した場合、そこに生命が存在するということも考えることができるみたいに。

つまりは、生命が存在できる環境の幅が広がったということは、言いかえれば地球外生命体や宇宙人が存在する可能性も……飛躍しすぎか?!

いやいや、とにかく今回発見されたバクテリアがどうしてヒ素を食べて成長出来るのか(もともと食べる種なのか、変化した種なのか、とか)も解かってくれば、さらに色々な可能性が出てくるわけですよ。

未知との遭遇なんて、元々どこから繋がっていくのかも分からないもんですしね。
更なる発見に大いに期待したいと思います。

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